経済効果試算というという曖昧さ、大雑把に白兎

お仕事

試算。しさん【試算】

1 だいたいの見当をつけるため、計算してみること。ためしに行う計算。「費用を試算する」
2 計算に誤りがないかを確かめること。検算。



どんぶり勘定。

細かく計算などをしないで、おおまかに金の出し入れをすること。昔、職人などが、腹掛けのどんぶりから無造作に金を出し入れして使ったことからいう。



福山雅治の凱旋ライブが、長崎県の経済に約18億円の波及効果をもたらしたと試算。
2日間で3万1200人を動員。長崎水辺の森公園イベントで、約6万人が来場。
約9万人の観客の支出と、主催者側などの支出を合算し、直接効果が約18億円あったと推計。産業別では、飲食費に7億2000万円、宿泊費に約4億9000万円、交通費に約1億4000万円などの効果があったとしている。

T.M.Revolution西川貴教主催イナズマロックフェスの経済効果19億円と試算。
他にも、滋賀県企業、約4万社がT.M.Revolutionの画像素材を利用し、売り上げが上がると予測すると40億円、コスプレ産業による経済効果が20億円。
西川貴教のノウハウを地域、企業に反映することによって20億円。合計、約100億円の経済効果だとか….

言葉は悪いですが、基本的には、どんぶり勘定で仕事をやってると思います。
前もって大体で値段を決めて、決めたら少々足が出てもこちらで負担です。
その後、反省点があったら検証しデータは蓄積していくものだと思いますしそうやって精度を高めていくことは最低限必要だとも思っています。

巷では、数字を生業としている会社が自信満々に「こうです」とか言ってるのは不思議でならないし妥当だ正解だとは誰も思わず検証されることなく、過ぎ去っていく。

2020年の東京五輪・パラリンピックなんかも酷いもんです。
当初は、3000億円と見込んでいた必要な会場整備や大会運営費が約1兆8千億円になると大会組織委員会が「試算」してわかったそうだ。で分かった。費用は当初の6倍に膨らむことになる。

こんなことお客さんにしたら、大クレームで一般企業では大変です。