当たり前のように立っているが、吹きさらしの島に「自由の女神」がバランスをとって長く存在しているのは大変なことらしい。
その大事な骨組みを設計したのはあのエッフェルということを先日知った。
エッフェルさんは、デザインありきではなく純粋な力学的条件を徹底して追求してフォルムの美しくなった感がある。
エッフェルが設計したガラビ橋 マリア・ピア ブダペスト西駅 似てると思わせるものがあります
強風や水流、地形と戦いながら新しい工法を次々と編み出し、全世界を股にかけて鉄橋や橋を架け続けてきた彼に依頼された自由の女神の骨組みは、骨組みとして立つのではなくそれを銅で覆い建つわけですから、レベルが違う。
なかなか大変だったそうでこの時の経験が数年後のエッフェル塔建設に役立ったそうだ。
一つを極めてそれをベースにいろいろなものを新しく生み出し様々な分野に派生する手法っていうのは、強いなと感じます。
なんだろう。